【もし会社が「大企業病」になっていたら、あなたがすべきこととは？】
レキオ上郷です。
皆さんは
「大企業病」をご存知ですか？
主に、大企業でみられる非効率的な
企業体質を総称して「大企業病」と言ったります。
組織の非活動性に繋がる企業体質のことなのですが、
これらのことは主に大企業に起こることなので、
「大企業病」と言われています。
ただ、あくまでも傾向なので、
どこの組織でも
例えば、中小企業、ベンチャー企業にも
起こりうることなんですね。
主には、
保守的になり新しいことが前に進まなかったり、
自分の縄張り意識が強く、顧客視点の前に
社内抗争に明け暮れていたり、
意思決定に異常に時間がかかったり、
意味のない肩書き、役職が多かったり、、、、
なぜ、このような「大企業病」が起こりえるのか？
それは、「大企業病」にかかった会社は、
ある特徴を持った社員が多いのです。
その特徴というのが５つあり、
まずその１つ目に
・「視野が狭い」
自分の、今の仕事しか興味がないということです。
セクショナリズムに繋がる思想といえますね。
２つ目に
・「試行錯誤しない」
これは、いつも検討ばかりして、チャレンジせず
人の顔色ばかり伺ってしまっている状態です。
机の上の空論ばかりで、まずやってみるという発想がないのです。
３つ目に
・「足りないものばかりが視野に入っている」
手がかりを見つけて何とかしようという姿勢がないということです。
足りないものばかりを考えていても全然ワクワクしないので
その状態では何かを達成するパワーも出てきません。
４つ目
・「飛躍した非連続的思考についていこうとしない」
これは現状維持のために、ロジックの粗を探して否定します。
こういった社員が多いと、新しい時代や世界についていけない、
変革期に淘汰される会社、組織になってしまいます。
最後に
・「現場を知らず、ただ正論を唱え続ける」
信念や、軸を持って組織を動かしていくことは大事なので、
現場をよく理解した上での正論は、正しいのですが、
現場から乖離した「誰もが否定できない正論」を
振り回し続けることです。
こういった社員が多くなることで
大企業病が末期になると、その組織は顧客思考ではなくなります。
大企業病を煩った組織は、
顧客ではなく「社内」や「上司」など
内のことばかり気にして、
顧客に喜ばれることではなく、社内で評価される仕事を優先していきます。
そして、社内には無能な社員しかいない状態に陥って
最終的に破綻していってしまう、というわけです。
結局上記で挙げた内容、
組織は「人」次第ということなんですね。
「人」が変わらなければ何も変わらないわけで、
こういった会社で勤め続けていると、
自分の実力は正当に評価されることもないでしょう。
しかし、会社の常識は、
実は社会の非常識といわれるわけなので、
注目すべきことは、社内の評価でなく、社会の評価です。
顧客を無視した生産性のない仕事を繰り返すのは
社会的に見れば価値も意味もないわけなので、
今後、もし自分の属している企業が大企業病を
煩わせているようなことに陥ってしまった場合は、
社会に必要とされる人材になるように
本を読み、勉強し、外との人脈を繋げておいて、
いつでも会社を辞める準備をしておくもの
手段の一つとなり得るでしょう。
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