【フェルミ推定で思考力をアップしてスキルを上げる】

レキオ上郷です。
　
日頃より、仕事では
「問題解決」の能力が必要と言われていますが、
　
皆さんは、その中でも
フェルミ推定っていう言葉をご存知でしょうか？
　
このフェルミ推定は
「一見したら答えようのない問題をいくつかの情報を元に、
考え理論的に答えを出す」ということなんですが、
　
例題として、
「日本全国の電柱はいくつあるか？」
という設問があります。
　
こんなの、いきなり質問されても答えられそうにないですよね？
　
しかし、こんな質問でも、ある程度の正確さで答えるための思考訓練法が
「フェルミ推定」といいます。
　
そしてフェルミ推定で大切なのは、
答えではなく、答えに至るまでの思考回路なんですが、
　
先ほどの設問を例にすると、
まず、電柱であれば住宅が密集する「市街地」と
山などを含む「郊外部」に分けます。
　
次に実際にざっくり計算をしてみます。
　
市街地の電柱配置本数を
「50メートルに1本」
郊外部を
「200メートルに1本」と仮定します。
　
更に市街地と郊外部に占める面積も仮定します。
　
日本の総面積に占める電柱の本数の値が
市街地が2割、郊外部が8割と仮定し、
この過程から、日本の総面積を掛け算で計算するのです。
　
大事なのは、どんなに難しい問題でも、
「結論から、全体から、単純に考えることができるか」
なのです。
　
そのため、日頃から
思考力は徹底的に考えないと身につかないのです。
　
こういった方法でビジネスでも人間関係でも思考力を鍛え、
問題解決の能力を鍛えていきましょう！