【デキる上司のマネジメント術】
こんにちはレキオ上郷です。
『マネジメント』と聞いて、
あなたは、どのような解釈をしていますか？
「チームをうまく動かすこと？」
「部下を管理すること？」
など曖昧なイメージを持たれている方も
多いのではないでしょうか。
企業が長く成長を続けるためには、
マネジメントの概念を知り、
実行に移していくことが必要不可欠です。
１人の優秀なプレイヤーだった社員が
管理職になった途端にダメになるケースもよくあります。
それはマネジメントの概要を知らないか、
マネジメント能力が不足している為、と言えるでしょう。
今回は、マネジメントを知らない方のために、
デキる上司のマネジメント術を例にご紹介していきます。
基本的な概念を知った上で業務での成功体験を重ねれば、
自然とマネジメント能力が身につくことでしょう。
管理職の方はもちろんのこと、
デキるビジネスマンを目指す方は
マネジメント能力の有無で天と地ほどに
結果の差が出るので、ぜひご覧くださいね。
01 はじめに マネジメントとは何か？
マネジメントを語る上で欠かせないのは
マネジメントの父と呼ばれる
ピーター・ドラッカーでしょう。
僕も世界的に名書である
ドラッカーの『マネジメント』の本を読んで
非常に勉強になる内容で感銘を受けましたが、
かなり専門用語が多く難解な為、
素人向けの内容ではないので、
ここでは初心者の方でも理解しやすいように
解説していきます。
まずマネジメントの役割とは
「組織に成果を上げさせること」
組織には個人と社会が関係しています。
組織は個人に社会的地位と報酬を与える代わりに
個人は組織に成果をもたらすことを主に求めます。
また、組織は社会に貢献する代わりに
社会からは自由と尊厳が与えられているものです。
マネジメントでは組織が個人と社会と密接に関わっている
ことを知った上で
組織が成果を出す為に何をすべきか？を考えて
組織が効果的に機能するように、使えるリソース（人、モノ、カネ）を
活かして実際に成果を上げていく技術、とも言えるでしょう。
ただ、ここで誤解しがちな問題は
目先の利益を取る短期的な手法だけを考えるのではなく
数ヶ月後から数年後の長いスパンで利益や成果をトータル的に上げていく中長期的な考えもマネジメントでは大事な要素となっていきます。
02 目標をマネジメントする
目標マネジメントとは
組織の目標と個人の目標を定めて
目標達成の為に、どのようにチームを動かしていくか、
というマネジメントのことです。
ここで使えるのが
KPIという数値的目標です。
KPIを立てとくことで
中間での進捗確認が容易となり
チーム内でも定期的な会議や打ち合わせで
対策を検討しやすくなるのです。
ここでマネジメントのコツとして
組織の目標は管理職や上層部が立てますが
個人の目標は本人に考えさせた上で管理者と
相談して決めるようにすると良いでしょう。
なぜならば個人個人では能力や性格など異なる部分もあるので全員をマニュアルであてはめる事は非効率で
当てはまらない個人の作業スピードと
モチベーション低下を招く事で
チーム全体の動きが鈍くなる為です。
ただし、組織の目標からかけ離れないように
個人の目標と組織の目標が繋がるようWin-Winになる目標設定を考えることが中長期目線で見ても大事なポイントになります。
03 成長をマネジメントする
部下の成長がチーム全体の成長に繋がります。
人材をうまくマネジメントできていない会社には
成長が見込まれず、停滞・衰退していくことでしょう。
コツとしては部下とコミュニケーションが取れているか確認する上で
上司の考えや、やり方を押し付けるのではなく
部下の考えや、要望に耳を傾けて
部下を深く知る為にしっかりリサーチしていくことです。
定期的な面談や飲み会などで
話しやすい場や機会を作って環境を整えていくことが
上手な上司は組織でも重宝されるでしょう。
部下の個性と良い点、悪い点を理解したら
良いところを伸ばして悪いところを修正を促せる
適材適所に配置することでチームに貢献できる成果を得られるでしょう。
04 リスクをマネジメントする
リスクマネジメントとは
事前に発生するであろうリスクを認識し
実際に起こった時に対処できるように準備しておくことです。
普段からリスクをリスト化しておくことで
定期的にリストを見直してリスク管理しておくと良いでしょう。
トラブルやミスは人間である以上、完璧に防ぐ事は出来ませんので
トラブルが発生した場合は、ミスを起こした社員を責めるのではなく
管理者が率先してトラブルに対処しましょう。
ミスを起こした社員の指導は、
そのトラブルが収まった後に冷静に話し合いをすれば良いのです。
また同じことを繰り返さないように
改善点を記録に残して共有しておくと繰り返さなくて
済むようになる可能性が上がります。
05 デキる上司が実施しているマネジメントのコツ
コツの一つとして重要な要素は
PDCAサイクルを効率的に回していくことです。
Pはプラン（計画）
Dは実行のDo
Cはチェック（検証）
Aはアクション（改善）
各々で立てた目標に向かって
方向がズレていないか、効率的にできているか
PDCAで確認しながら仕事や作業を進めていきましょう。
最後に
マネジメントの父であるピーター・ドラッカーの
論理を現代の仕事で活用できるように
噛み砕いて解説してきましたが
理解しやすかったでしょうか？
マネジメント一つ取っても
非常に奥が深いので
自分のビジネスや仕事に役立てたい方は
突き詰めて追求していくことで
トップクラスのマネジメント術を身に付けることが
できれば、あらゆる分野で成果を出して
個人や組織で成功していけるでしょう！
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